概要
ロードアベレージ(load average)は、一定期間において実行待ちや処理待ちになっていた仕事量の平均を示す指標です。
やさしい説明
ロードアベレージは、CPUや入出力の待ち行列がどれくらい積み上がっているかを見る指標です。
詳細解説
ロードアベレージ(load average)は、一般に1分、5分、15分の三つの平均値で示され、瞬間的な負荷だけでなく傾向を把握するために使われます。CPUを実行中の処理だけでなく、実行待ちや一部の待機状態も含むため、単純なCPU使用率とは意味が異なります。CPUコア数との比較、I/O待ちの有無、時系列の変化をあわせて読むことで、逼迫しているのか、一時的な変動なのかを判断しやすくなります。したがってロードアベレージは、忙しさの総量をざっくり捉えるための指標として理解するのが適切です。
この用語が重要な理由
ロードアベレージを理解すると、CPU使用率だけでは見えない待ちの多さや継続的な混雑を把握しやすくなります。
この用語を知らないと困る場面
性能低下の調査、過負荷の監視、CPU数に対する負荷評価で重要です。
一番よくある誤解
ロードアベレージはCPU使用率の別名ではありません。実行待ちや一部の待機も含む別の指標です。
理解チェック
要点を言い換えたり、関連例を思い出せたらチェックを入れてください。
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ロードアベレージが何を表し、どこで使われるかを説明できれば理解は十分です。
用例
- ロードアベレージとCPUコア数を見比べて、処理待ちが常態化していないかを確認する。
現場で見る場所
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性能監視、過負荷調査、時系列比較
ロードアベレージが1.0なら必ず問題ないですか?用語の正体と周辺の仕組みを意識しながら読むと、設定や出力の意味を取り違えにくくなります。
混同しやすい用語
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uptime ロードアベレージは稼働時間と近い場面で登場しますが、同じ意味ではありません。ロードアベレージは一定時間内の実行待ちタスク量を示す代表的な負荷指標です。一方、稼働時間は再起動から現在までの継続稼働時間です。
FAQ
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Q. 必ずしもそうではありません。CPU数や待機の種類によって意味が変わるため、環境に応じて比較する必要があります。 A. ロードアベレージとCPU使用率の違いを説明できるか
関連コマンド
資格試験との関連
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LPIC-2 201 範囲: 稼働状態、負荷、資源状況の理解ロードアベレージは稼働状態、負荷、資源状況の理解に関わる語で、試験範囲の文章、設定、障害時の説明を読み解く土台になります。
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LinuC レベル2 201 範囲: 稼働状態、負荷、資源状況の理解ロードアベレージは稼働状態、負荷、資源状況の理解に関わる語で、試験範囲の文章、設定、障害時の説明を読み解く土台になります。
参照リンク
- カテゴリー: Processes System Resources
- レベル: Practical
- 対応試験: LinuC レベル2 201, LPIC-2 201