No.115ストレージ

mkfs

エムケーエフエス・ファイルシステム作成

知識レベル 実践破壊的sudo が要る別名 FS

デバイスやイメージへ新しいファイルシステムを作成します。ext4やxfsなどの種類を選べますが、既存データは基本的に失われます。

答えよく使う形

  1. 検証用イメージでも初期化の流れを確認できます
  2. 作成するファイルシステム種類を指定します
  3. 実装情報や処理内容を表示します

危ない誤ったデバイスへ実行すると、既存のファイルシステムとデータを失います。

visitor@goodly: ~

$ truncate -s 128M disk.img mkfs -t ext4 -F disk.img blkid disk.img

disk.img: UUID="..." TYPE="ext4"

$ mkfs -t ext4 /dev/sdb1

$ mkfs -t xfs /dev/vdb1

覚える順番の中でLPIC-1・82 駅め / 106

どんなコマンド?

こんなときに

新しいストレージへファイルシステムを作る時、検証用のディスクイメージを準備する時、区画やLVMを使い始める最終段階で使います。

mkfsは、対象デバイスへファイルシステムを作成するコマンドです。一般にはフォーマットと呼ばれる操作に相当し、空の領域へ管理構造を作ることで、OSがファイルを配置できる状態にします。

mkfs自体は入口であり、実際の処理はmkfs.ext4やmkfs.xfsなどの個別実装へ委ねられることが多い点が重要です。-tで種類を指定し、必要に応じて実装固有のオプションを渡します。

実務では、新規ディスクの初期化、LVM論理ボリュームの利用開始、検証用イメージ作成で使います。lsblkやblkidで対象確認を済ませてから実行するのが原則です。

書き方とオプション

組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。

$ mkfs

使用例と実行結果

行を押すとコピーできます。

disk.img: UUID="..." TYPE="ext4"
検証用イメージでも初期化の流れを確認できます。

まず安全に試す

3分ミッション

手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。

0 / 2

つまずいたとき

別のディスクを初期化してしまいそう

原因デバイス名の確認が不足しています。

こうするlsblk、blkid、findmntで対象とマウント状況を事前確認します。

Device or resource busyと表示された

原因対象がマウント中、または他の処理に使用されています。

こうするumountやswapon --showで使用中でないことを確認します。

終わったときの数(戻り値)

$ echo $?

  • 0正常終了。ファイルシステム作成に成功しました。
  • >0対象不存在、権限不足、使用中デバイス、実装未対応などで作成できませんでした。

気をつけることと入れ方

危ないところ

誤ったデバイスへ実行すると、既存のファイルシステムとデータを失います。対象名、容量、マウント状態を必ず確認してください。

環境による違い

利用可能な種類や細かなオプションは実装差があります。ext4向けとxfs向けでは受け取るオプションが大きく異なります。

確かめた環境2026-04-09 に確認

よくある質問

mkfsとpartedは何が違いますか。

partedは区画を切る道具で、mkfsはその区画へファイルシステムを作る道具です。

既存データを残したまま使えますか。

通常はできません。mkfsは新しい管理構造を作るため、既存データは失われる前提で考えます。

資格試験では

  • LinuC レベル1大事ストレージとファイルシステムの基本
  • LinuC レベル2大事実務的なストレージ構成
  • LPIC-1大事ストレージとファイルシステムの基本
  • LPIC-2大事実務的なストレージ構成
  • 共通基礎大事Linuxコマンド基礎

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