No.051テキスト処理
awk
オーク・テキスト処理言語
入力をレコードとフィールドとして扱い、条件に合う行だけへ処理を適用できます。抽出、整形、集計、計算まで一つでこなせます。
答えよく使う形
注意危険度は中程度です。
$ awk -F ':' '{print $1}' /etc/passwd | head -n 3
root daemon bin
$ awk '{print $1}' file.txt
$ awk -F ':' '{print $1,$7}' /etc/passwd
練習用の部屋です。何を打っても本物は変わりません。本物の Linux で続ける →
どんなコマンド?
列単位の抽出、条件付き表示、簡易集計、書式整形を一度に行いたい時に使います。
awkは、入力を行と列として扱い、条件と動作を組み合わせて処理するコマンドです。単純な列抽出だけでなく、合計値計算、条件分岐、書式付き出力まで行えるため、テキスト処理の要です。
cutやgrepより表現力が高く、sedより列意識が強いのが特徴です。たとえば『3列目が100以上の行だけ表示する』『1列目ごとに件数を数える』といった処理を簡潔に書けます。
一方で、書けることが多い分だけ可読性が落ちやすいので、短いワンライナーで済む範囲と、スクリプト化したほうが良い範囲を見極めることも重要です。
書き方とオプション
組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。
$ awk
使用例と実行結果
行を押すとコピーできます。
root daemon bin
まず安全に試す
3分ミッション
手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。
0 / 1
つまずいたとき
数値比較のつもりが文字列比較になった
原因データの形や式を誤解しています。
こうする対象列の内容を確認し、必要なら数値変換や比較条件を見直します。
区切りが想定と違う
原因-F指定が不足しています。
こうする元データの区切り文字を確認して-Fで明示します。
終わったときの数(戻り値)
$ echo $?
- 0正常終了。処理に成功しました。
- >0構文誤り、読取失敗などで失敗しました。
気をつけることと入れ方
危険度は中程度です。式が複雑になると読み手が理解しづらく、誤集計の原因になります。列番号、区切り、数値比較を明示して書くのが安全です。
環境による違い
POSIX awkとGNU awkでは拡張機能が異なります。基本的な列処理は共通ですが、高度な関数や拡張構文は環境差に注意が必要です。
確かめた環境2026-04-09 に確認
よくある質問
cutよりawkを使うべきなのはどんな時ですか。
条件分岐、計算、複数列の整形が必要ならawkが向いています。
資格試験では
- LinuC レベル11.03系 GNUとUnixのコマンドawkは、LinuCレベル1のテキスト処理周辺知識として学ぶ価値があります。
- LPIC-1103系 GNUとUnixのコマンドawkは、LPIC-1のテキスト処理や自動化の周辺知識として有用です。
- 共通基礎大事Linuxコマンド基礎
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