No.059権限と所有者
chgrp
シーエイチグループ・グループ所有権変更
所有グループを変更します。共有ディレクトリの整理、共同編集領域の整備、復旧後の権限調整でよく使われます。
答えよく使う形
注意危険度は中程度です。
$ ls -l shared.txt
chgrp adm shared.txt
ls -l shared.txt
-rw-r--r-- 1 user user... -rw-r--r-- 1 user adm...
$ mkdir shared && touch shared/a shared/b
chgrp -R adm shared
ls -ld shared shared/a shared/b
... adm...
$ chgrp project report.txt
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覚える順番の中でLPIC-1・94 駅め / 106
どんなコマンド?
共有ディレクトリの整備、サービス実行グループへの引き渡し、共同編集領域の権限制御、復旧後の権限調整に使います。
chgrpは、ファイルやディレクトリの所有グループを変更するコマンドです。所有者を変えずに、どのグループが対象へ権限を持つかを調整できます。
共有ディレクトリ運用では、個別ユーザーごとに権限をばらまかず、グループ単位でアクセス権を整理するのが基本です。chgrpはその土台となります。
ただし、変更対象の所有者やディレクトリ側の継承設計まで見ないと期待どおりに運用できません。
書き方とオプション
組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。
$ chgrp
使用例と実行結果
行を押すとコピーできます。
-rw-r--r-- 1 user user... -rw-r--r-- 1 user adm...
... adm...
まず安全に試す
3分ミッション
手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。
0 / 2
つまずいたとき
Operation not permittedになる
原因対象ファイルの所有者条件やグループ所属条件を満たしていません。
こうする自分がそのグループに所属しているか、管理者権限が必要かを確認します。
新規ファイルのグループがそろわない
原因既存ファイルだけ直しても、ディレクトリ側のsetgidやumask設計が不足しています。
こうするディレクトリ権限設計も見直します。
終わったときの数(戻り値)
$ echo $?
- 0正常終了。グループ変更に成功しました。
- >0権限不足、存在しないグループ、対象不存在などで変更できませんでした。
気をつけることと入れ方
危険度は中程度です。誤ったグループへ変更すると、共有すべきでない情報が読めたり、必要な人がアクセスできなくなったりします。
環境による違い
POSIXで基本動作は標準化されています。GNU実装では--referenceなどの拡張があります。
確かめた環境2026-04-09 に確認
よくある質問
chown :groupと同じですか。
結果は近いですが、グループ変更だけなら意図が明確な分、chgrpのほうが読みやすいことがあります。
共有ディレクトリ運用で重要ですか。
はい。どのグループへ権限を渡すかを整理する基礎です。
資格試験では
- LinuC レベル1大事1.02.1 ファイルの所有者とパーミッションLinuCレベル1では、所有者、グループ、パーミッション、生成時マスクの理解が重要です。
- LPIC-1大事104.5 Manage file permissions and ownershipLPIC-1では、所有者、グループ、モード、生成時マスクの理解が重要です。
- 共通基礎大事Linuxコマンド基礎
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