No.062圧縮と転送

tar

ター・アーカイブ作成・展開

知識レベル 基礎注意一般ユーザーで使える

複数ファイルを一つのアーカイブへまとめる、一覧を見る、展開するという一連の操作を行います。圧縮は別機能と組み合わせる形で扱うことが多いです。

答えよく使う形

  1. アーカイブを作成し、内容一覧を確認できます
  2. 展開先を分けると安全に確認できます
  3. 新しいアーカイブを作成します

注意危険度は中程度です。

visitor@goodly: ~

$ mkdir src && touch src/a src/b tar -cf demo.tar src tar -tf demo.tar

src/
src/a
src/b

$ mkdir out tar -xf demo.tar -C out find out

out
out/src
out/src/a
out/src/b

$ tar -cf archive.tar dir

覚える順番の中で30 コマンド・27 駅め / 30LPIC-1・92 駅め / 106

どんなコマンド?

こんなときに

バックアップファイルをまとめる時、ログや成果物を一式で配布する時、ソースコードや設定一式を保存する時に使います。

tarは、複数のファイルやディレクトリを順番に束ねて一つのアーカイブとして扱うコマンドです。現在ではバックアップ、配布物、ログ退避、設定一式の保存など、幅広い用途で使われています。

重要なのは、tar自体は「まとめる」ことが本質であり、圧縮はgzipやbzip2、xzなどと組み合わせて使うことが多い点です。

実務では、作成、一覧表示、展開の三つを確実に使い分けることが第一歩です。展開前に内容を確認する、安全な展開先を選ぶといった運用まで含めて理解することが重要です。

書き方とオプション

組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。

$ tar

使用例と実行結果

行を押すとコピーできます。

src/
src/a
src/b
アーカイブを作成し、内容一覧を確認できます。
out
out/src
out/src/a
out/src/b
展開先を分けると安全に確認できます。

まず安全に試す

3分ミッション

手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。

0 / 2

つまずいたとき

This does not look like a tar archiveと表示された

原因拡張子と実体が一致していない、圧縮形式が違う、またはファイルが壊れています。

こうするfileやtar -tf、gzip -tなどで形式と整合性を確認します。

展開後に意図しない場所へファイルができた

原因現在位置やアーカイブ内パスを確認せずに展開しました。

こうする展開前にtar -tfで内容を見て、必要なら-Cで専用ディレクトリへ展開します。

終わったときの数(戻り値)

$ echo $?

  • 0正常終了。作成、一覧表示、展開に成功しました。
  • >0対象不存在、書き込み失敗、アーカイブ破損、権限不足などで処理できませんでした。

気をつけることと入れ方

気をつけること

危険度は中程度です。展開時に既存ファイルを上書きしたり、想定外のパス構造を作成したりする恐れがあります。まずtar -tfで内容を確認するのが安全です。

環境による違い

GNU tarとbsdtarでは細かなオプションや既定挙動が異なります。-fの位置や圧縮指定の扱いを理解しておくと移植性を保ちやすくなります。

確かめた環境2026-04-09 に確認

よくある質問

tarは圧縮コマンドですか。

本質は複数ファイルをまとめるアーカイブ化です。圧縮はgzip、bzip2、xzなどと組み合わせることが多いです。

tar.gzとtar.xzは何が違いますか。

まとめた後の圧縮方式が異なります。一般にxzは圧縮率が高い一方で処理負荷も高くなりやすいです。

資格試験では

  • LinuC レベル1大事1.02.2 基本的なファイル管理の実行
  • LPIC-1大事103.3 Perform basic file management
  • 共通基礎大事Linuxコマンド基礎

tar を最後まで読みました。

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