概要
NetworkManagerの接続プロファイルとデバイス状態をコマンドラインから管理します。
基本構文
nmcli [オプション] オブジェクト コマンド詳細解説
nmcliは、NetworkManagerをコマンドラインから操作するためのコマンドです。接続プロファイルの表示、作成、編集、有効化、無効化、Wi-Fi一覧、デバイス状態の確認まで一通り扱えます。
デスクトップだけでなく、サーバーやヘッドレス環境でも使われ、対話的にも自動化にも向きます。
ただし、NetworkManagerが管理している環境でこそ意味がある道具であり、systemd-networkdなど別方式の環境では前提が異なります。
このコマンドを使う場面
NetworkManager環境で接続状態確認、接続作成、Wi-Fi確認、接続有効化を行う時に使います。
まず安全に試す方法
1. nmcli device status
2. nmcli connection show
3. nmcli general status
3分ミッション
少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。
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device statusとconnection showの違いを理解します。
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管理方式の違いが結果に与える影響を整理します。
実行結果サンプル
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nmcli device statusDEVICE TYPE STATE CONNECTION eth0 ethernet connected Wired connection 1
戻り値コード
- 0 正常終了。状態表示または設定変更に成功しました。
- >0 NetworkManager未使用、権限不足、指定不正などで処理できませんでした。
使用例
nmcli device statusnmcli connection shownmcli device wifi listnmcli connection up "Wired connection 1"
よくあるエラー
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nmcliで変更したのに反映されない 原因: 対象環境がNetworkManager管理ではありません。対処: 管理方式を確認し、別の設定手段を検討します。
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遠隔作業中に接続を切ってしまう 原因: 有効化や再設定で管理経路へ影響しました。対処: 状態確認から始め、戻し手順を準備します。
導入・互換性情報
NetworkManager前提です。別のネットワーク管理方式では同じ結果になりません。
注意点 / セキュリティリスク
危険度は中程度です。接続有効化や変更は通信断を招くことがあります。
FAQ
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Q. ipコマンドだけでは駄目ですか。 A. 一時的な状態確認や変更はできますが、永続的な接続管理ではnmcliが便利です。
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Q. Wi-Fiも扱えますか。 A. はい。device wifi listやconnection操作で扱えます。
関連用語
参照リンク
- カテゴリー: Networking
- レベル: Practical