概要
マニュアルページを検索して表示します。知らないコマンドの概要確認から、オプション、設定ファイル、関連コマンドの調査まで使える基礎調査ツールです。
基本構文
man [セクション] 名前
man -k キーワード
man -f 名前
man -w 名前詳細解説
manは、Unix系で長く使われてきたマニュアルページを参照するためのコマンドです。コマンド名を指定すると、その説明、書式、オプション、関連項目をセクション別に探して表示します。
Linuxではman-db系実装が広く使われ、セクション番号、キーワード検索、簡易概要表示、ファイルの保存場所確認など、調査に役立つ拡張も充実しています。
このコマンドを使う場面
コマンドの書式やオプションを確認したい時、名前は知っているが使い方を忘れた時、関連コマンドを探したい時、設定ファイルやシステムコールを調べたい時に使います。
まず安全に試す方法
1. man ls
2. man 5 passwd
3. man -k archive
4. man -f pwd
3分ミッション
少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。
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man passwdとman 5 passwdを比べます。
資格試験との関連
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LinuC レベル1
範囲: 1.03.1 コマンドラインの操作根拠: officialLinuCレベル1では、コマンドライン操作やシェル環境の理解が問われます。manはその基礎を支える代表的なコマンドです。
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LPIC-1
範囲: 105.1 シェル環境のカスタマイズと利用根拠: officialLPIC-1では、シェル環境、変数、履歴、コマンド解決の理解が重視されます。manはその周辺知識と一緒に学ぶ価値が高いコマンドです。
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共通基礎
範囲: Linuxコマンド基礎根拠: editorial試験横断で、manはコマンドライン操作、手順読解、トラブルシュートの基礎体力を作る項目です。
実行結果サンプル
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man lsLS(1) User Commands ...
戻り値コード
- 0 正常にページを表示、または検索結果を返しました。
- >0 該当ページが見つからない、またはその他のエラーが発生しました。
使用例
man lsman 5 passwdman -k networkman -f pwdman -w bash
よくあるエラー
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目的と違うページが開いた 原因: 同名のページが複数セクションに存在します。対処: man 1 名前、man 5 名前のようにセクション番号を指定します。
導入・互換性情報
POSIXのmanは最小限の情報提供だけを定義しており、実際のLinuxではman-dbの機能が広く使われます。
- Debian GNU/Linux / 13 / Bash 5.2.37
注意点 / セキュリティリスク
危険度は低いですが、manが表示する内容は導入されているパッケージやバージョンに依存します。別環境のWeb記事と食い違う場合は、まず手元のmanを優先すると混乱を減らせます。
FAQ
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Q. man 1とman 5の違いは何ですか。 A. セクション番号の違いです。1は一般コマンド、5はファイル形式や設定ファイルが代表例です。
関連用語
参照リンク
- カテゴリー: Shell And Cli
- レベル: Beginner
- 対応試験: LinuC, LinuC レベル1, LPIC, LPIC-1, 共通基礎