概要
Debianパッケージを低水準で直接扱います。状態確認や内容一覧、ローカルdebの導入で重要です。
基本構文
dpkg [オプション] アクション [引数...]詳細解説
dpkgは、Debianパッケージを直接操作する低水準コマンドです。aptが依存関係解決を含む前面の管理窓口であるのに対し、dpkgはdebパッケージそのものを直接扱います。
実務では、ローカルdebの導入、インストール状態の確認、パッケージ内容一覧の参照、設定ファイル込みの削除といった場面で使います。
ただし、依存関係を自動で解決しないため、導入だけdpkgで行うと未解決依存で止まることがあります。その場合はapt側で追補します。
このコマンドを使う場面
Debianパッケージの内容確認、状態確認、ローカルdebの導入、低水準の直接操作に使います。
まず安全に試す方法
1. dpkg -l | head
3分ミッション
少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。
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dpkg -Lで既存パッケージの配置ファイルを確認します。
資格試験との関連
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LinuC レベル1
範囲: 1.04.2 Debianパッケージ管理根拠: officialLinuCレベル1では、dpkgによる基本操作が重要です。
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LPIC-1
範囲: 102.4 Debianパッケージ管理根拠: officialLPIC-1では、dpkgとaptの役割分担が主要知識範囲です。
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共通基礎
範囲: Linuxコマンド基礎根拠: editorial試験横断で、dpkgはDebian系の基礎体力です。
実行結果サンプル
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dpkg -l bashii bash ... -
dpkg -L bash | head/bin/bash など
戻り値コード
- 0 正常終了。処理に成功しました。
- >0 対象不存在、権限不足、不正な引数などで処理できませんでした。
使用例
dpkg -l | headdpkg -l bashdpkg -L bash | head
よくあるエラー
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dpkg -iが依存関係エラーで止まる 原因: dpkgは依存関係を自動解決しません。対処: apt install -fなどで依存解決を行います。
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removeとpurgeの違いが分からない 原因: 設定ファイルの扱いを整理していません。対処: removeは設定を残し、purgeは設定も削除すると覚えます。
導入・互換性情報
Debian、Ubuntu系で使います。他系統のパッケージ形式とは互換性がありません。
注意点 / セキュリティリスク
危険度は中程度です。更新や削除は依存関係まで影響するため、何が追加、削除、更新されるかを必ず確認します。
FAQ
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Q. aptとの違いは何ですか。 A. aptは高水準、dpkgは低水準です。日常運用はapt、直接確認や特殊操作はdpkgが向きます。
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Q. ローカルdebはどう入れますか。 A. sudo dpkg -iで入れられますが、依存関係解決は別途必要になることがあります。
関連用語
参照リンク
- カテゴリー: Package Management
- レベル: Basic
- 対応試験: LinuC, LinuC レベル1, LPIC, LPIC-1, 共通基礎