pvcreate ピーブイクリエイト

英語表記pvcreate

日本語表記物理ボリューム作成

略称PV

正式名称pvcreate

危険度破壊的

What does it mean?

デバイスを論理ボリュームマネージャー(LVM)の物理ボリュームとして初期化します。後続のvgcreateやlvcreateの土台になります。

Command Quest

pvcreate を今日の道具にする

デバイスを論理ボリュームマネージャー(LVM)の物理ボリュー...

$ pvcreate [オプション]... デバイス...
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次のコマンド0
FAQ2
参照2

概要

デバイスを論理ボリュームマネージャー(LVM)の物理ボリュームとして初期化します。後続のvgcreateやlvcreateの土台になります。

基本構文

pvcreate [オプション]... デバイス...

詳細解説

pvcreateは、デバイスをLVMの物理ボリュームとして初期化するコマンドです。LVMでは、まず物理ボリュームを作り、それらを束ねてボリュームグループを作り、その中へ論理ボリュームを切り出します。

つまりpvcreateはLVM構成の出発点です。ここで既存データのある区画やディスクを誤って初期化すると、その上のファイルシステムや内容へ深刻な影響が出ます。

実務では、新規ディスクをLVMへ組み込む時、障害復旧時に構成を再作成する時、検証用ループデバイスでLVM手順を学ぶ時に使います。

このコマンドを使う場面

新しいディスクや区画をLVMへ組み込む時、検証環境でLVM構成を学ぶ時、復旧作業でPVを再構成する時に使います。

まず安全に試す方法

1. truncate -s 256M pv.img
2. sudo losetup -fP pv.img
3. sudo pvcreate /dev/loopX
4. sudo pvs

3分ミッション

少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。

  1. PV、VG、LVの関係を自分の言葉で説明します。

  2. 実機ディスクを使わず、安全な検証環境で手順を確認します。

資格試験との関連

  • LinuC レベル2
    範囲: 実務的なストレージ構成
    根拠: editorial
    pvcreateはLinuCレベル2相当の実務的な理解を深めるのに役立ちます。
  • LPIC-2
    範囲: 実務的なストレージ構成
    根拠: editorial
    pvcreateはLPIC-2相当の構築、運用、障害対応の理解に役立ちます。
  • 共通基礎
    範囲: Linuxコマンド基礎
    根拠: editorial
    試験横断で、pvcreateはLinux運用の基礎体力を支える重要コマンドです。

オプション

  • -f
    既存署名がある場合でも初期化を進める判断を助けます。
    pvcreate -f /dev/sdb1
  • -ff
    より強い確認省略で初期化します。
    pvcreate -ff /dev/sdb1
  • --dataalignment サイズ
    データ領域の配置境界を調整します。
    pvcreate --dataalignment 1m /dev/sdb1

実行結果サンプル

  • truncate -s 256M pv.img sudo losetup -fP pv.img sudo pvcreate /dev/loopX sudo pvs
    PV         VG  Fmt  Attr ...

戻り値コード

  • 0 正常終了。物理ボリューム初期化に成功しました。
  • >0 対象不存在、権限不足、使用中デバイス、メタデータ競合などで処理できませんでした。

使用例

  • pvcreate /dev/sdb1
  • pvcreate --dataalignment 1m /dev/sdb1
  • pvcreate /dev/loop0

よくあるエラー

  • 既存署名が見つかって警告される
    原因: 以前のファイルシステムやRAID署名が残っています。
    対処: 対象確認後にwipefsや適切な確認手順を挟みます。
  • 使用中で初期化できない
    原因: マウント中、または他の構成で参照されています。
    対処: findmntやlsblkで使用状況を確認します。

導入・互換性情報

利用前提としてLVM2環境が必要です。デバイスマッパー、多重パス、パーティション構成によって運用手順が変わります。

注意点 / セキュリティリスク

危険度は非常に高いです。誤ったデバイスへ実行すると、その領域の既存データを失う恐れがあります。

FAQ

  • Q. pvcreateの前に区画作成は必要ですか。
    A. 環境によります。ディスク全体へ作る場合もありますが、区画を切ってから使う運用も一般的です。
  • Q. pvcreateだけで容量を使えますか。
    A. いいえ。次にvgcreateでボリュームグループを作り、さらにlvcreateで論理ボリュームを切ります。

関連用語

  • LVM
  • physical volume

参照リンク

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