No.254監視・ログ・トラブル
metrics
メトリクス
知識レベル 実践
答えひとことで
メトリクスは、システムの様子を数字で表したものです。
monitoring との違いメトリクスは監視と近い場面で登場しますが、同じ意味ではありませんくわしく
メトリクス(metrics)は、CPU使用率、メモリ使用量、応答時間、エラー数のように、時間とともに変化する状態を比較しやすくするための数値です。ログが出来事の内容を読むための記録であるのに対し、メトリクスは増減や傾向を追いやすい形に整理された観測値と考えると理解しやすくなります。Linux運用では、単発の異常よりも、徐々に悪化する変化を捉えるために指標が重要です。どの値をどの間隔で集め、どの期間で比較するかまで含めて考えると、メトリクスの意味がより実践的になります。
なぜ大事?
わかると、こうなる
メトリクスを理解すると、ログだけでは見えにくい性能劣化や資源不足の兆候を早く捉えやすくなります。
知らないと困る場面
性能比較、容量管理、しきい値設定、ダッシュボード設計、障害予兆の確認で重要です。
よくある誤解
メトリクスはログの別名ではありません。ログは出来事の内容を記録し、メトリクスは状態を数値で継続観測します。
どこで出会う?
監視指標、ダッシュボード、性能評価
メトリクスとログは何が違いますか?
使い方の例
- 応答時間の推移を見て、障害ではなく徐々に進む性能劣化が起きていないか確認する。
まちがえやすい言葉と由来
metricsVSmonitoring
メトリクスは監視と近い場面で登場しますが、同じ意味ではありません。メトリクスは状態を数値で継続記録し比較しやすくした指標です。一方、監視は状態変化や異常兆候を継続的に観測する運用行為です。
ことばの地図
関係するコマンド
No.073topシステム全体と各プロセスの負荷状況を継続更新で表示します。高負荷調査、メモリー圧迫の初動確認、重点監視に向きます。No.103dfマウント済みファイルシステムごとの容量と空き容量を表示します。容量不足の初動確認で定番です。No.104duファイルやディレクトリごとの使用量を集計します。容量不足の原因ディレクトリを絞る時に定番です。No.127ssTCP、UDPなどのソケット状態を表示します。待受ポート、接続先、プロセス情報、統計を高速に確認できます。No.126pingインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)を使って疎通と応答時間を確認します。DNS解決とIP到達性を切り分ける基本道具です。
よくある質問
ログは出来事の内容を詳しく記録し、メトリクスは状態の変化を数値で継続的に比較するための情報です。
メトリクスが得意なことを説明できるか
資格試験では
- LPIC-2 201大事ログ、監視、障害切り分けの理解メトリクスはログ、監視、障害切り分けの理解に関わる語で、試験範囲の文章、設定、障害時の説明を読み解く土台になります。
- LinuC レベル2 201大事ログ、監視、障害切り分けの理解メトリクスはログ、監視、障害切り分けの理解に関わる語で、試験範囲の文章、設定、障害時の説明を読み解く土台になります。
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