概要
物理ボリュームの状態、サイズ、所属ボリュームグループを表示します。論理ボリュームマネージャ(LVM)構成把握の基本コマンドです。
基本構文
危険度は低いですが、LVMの三層構造を誤解すると表示の意味を取り違えます。詳細解説
pvsは、論理ボリュームマネージャ(LVM)2の状態を一覧表示するコマンドです。LVMを運用する時は、物理ボリューム、ボリュームグループ、論理ボリュームの三層構造を頭に置いて読むことが重要です。
実務では、容量計画、空き領域確認、マウント前の構成把握、障害調査で使います。表形式で見やすく、-oで列を明示すると確認精度が上がります。
LVM2パッケージ前提のコマンドであり、通常のパーティション管理だけでは登場しません。
このコマンドを使う場面
LVM構成の把握、空き領域確認、障害調査、容量計画に使います。
まず安全に試す方法
1. pvs
3分ミッション
少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。
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pvsの出力を見て、LVMがどの層の情報か整理します。
資格試験との関連
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LinuC レベル2
範囲: 2.02.3 論理ボリュームマネージャの設定と管理根拠: officialLinuCレベル2では、LVM構成の把握と管理が重要です。
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LPIC-2
範囲: ストレージ管理とLVM根拠: editorialLPIC-2相当では、LVM構成の把握と管理が重要です。
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共通基礎
範囲: Linuxコマンド基礎根拠: editorial試験横断で、pvsはLVM構成理解に重要です。
実行結果サンプル
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pvsLVM構成の一覧
戻り値コード
- 0 正常終了。処理に成功しました。
- >0 対象不存在、権限不足、不正な引数などで処理できませんでした。
使用例
pvspvs --units gpvs -o +devices
よくあるエラー
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何を見ているのか分からない 原因: LVMの三層構造を整理していません。対処: 物理、グループ、論理の順に役割を整理して読みます。
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コマンドが見つからない 原因: lvm2パッケージ未導入です。対処: 対象環境でLVM2ツールの有無を確認します。
導入・互換性情報
LVM2ツール群に含まれます。最小構成では未導入のことがあります。
注意点 / セキュリティリスク
pvs [オプション]...
FAQ
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Q. lsblkだけでは足りませんか。 A. lsblkは階層把握に強く、LVM固有属性や空き領域確認にはlvs、pvs、vgsが便利です。
関連用語
参照リンク
- カテゴリー: Storage And Filesystems
- レベル: Practical
- 対応試験: LinuC, LinuC レベル2, LPIC, LPIC-2, 共通基礎