概要
HTTPやHTTPSの資源を取得します。非対話での定期取得や再開、再帰取得に向いた道具です。
基本構文
wget [オプション] URL詳細解説
wgetは、URLからファイルやページを取得するコマンドです。対話よりもバッチ処理や自動取得へ向いており、途中再開や再帰取得、ミラー用途で強みがあります。
単純な一発確認ではcurlが使いやすい場面もありますが、配布物の保存や定期取得ではwgetが便利です。
保存先、上書き方針、再帰の深さを意識して使うと事故を防げます。
このコマンドを使う場面
ファイル取得、自動ダウンロード、途中再開、到達確認、簡易ミラーに使います。
まず安全に試す方法
1. wget --spider https://example.com
2. wget -O example.html https://example.com
3. head -5 example.html
3分ミッション
少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。
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-Oで保存名を明示し、既定保存との違いを確認します。
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取得せず応答だけ確認する使い方を覚えます。
実行結果サンプル
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wget --spider https://example.comHTTP request sent, awaiting response... 200 OK
戻り値コード
- 0 正常終了。取得や確認に成功しました。
- >0 名前解決失敗、接続失敗、HTTPエラーなどです。
使用例
wget https://example.com/file.tar.gzwget -O out.html https://example.comwget -c https://example.com/file.isowget --spider https://example.com
よくあるエラー
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途中で止まって最初からやり直してしまう 原因: 再開オプションを使っていません。対処: 大きなファイルでは-cを検討します。
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再帰取得で想定以上に多く取ってしまう 原因: 範囲指定や深さ指定が不十分です。対処: 対象URLと再帰オプションを慎重に設計します。
導入・互換性情報
TLSやHTTP機能はビルド差があります。最小構成では未導入のことがあります。
注意点 / セキュリティリスク
危険度は低いですが、再帰取得や上書き方針を誤ると想定以上の取得や容量消費につながります。
FAQ
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Q. curlとの違いは何ですか。 A. wgetは非対話ダウンロードや再帰取得に強く、curlは柔軟な送受信やAPI確認に強みがあります。
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Q. 保存せず確認だけできますか。 A. はい。--spiderで到達性だけ確認できます。
関連用語
参照リンク
- カテゴリー: Networking
- レベル: Practical