No.118ストレージ
pvcreate
ピーブイクリエイト・物理ボリューム作成
デバイスを論理ボリュームマネージャー(LVM)の物理ボリュームとして初期化します。後続のvgcreateやlvcreateの土台になります。
答えよく使う形
危ない誤ったデバイスへ実行すると、その領域の既存データを失う恐れがあります。
$ truncate -s 256M pv.img
sudo losetup -fP pv.img
sudo pvcreate /dev/loopX
sudo pvs
PV VG Fmt Attr ...
$ pvcreate /dev/sdb1
$ pvcreate --dataalignment 1m /dev/sdb1
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どんなコマンド?
新しいディスクや区画をLVMへ組み込む時、検証環境でLVM構成を学ぶ時、復旧作業でPVを再構成する時に使います。
pvcreateは、デバイスをLVMの物理ボリュームとして初期化するコマンドです。LVMでは、まず物理ボリュームを作り、それらを束ねてボリュームグループを作り、その中へ論理ボリュームを切り出します。
つまりpvcreateはLVM構成の出発点です。ここで既存データのある区画やディスクを誤って初期化すると、その上のファイルシステムや内容へ深刻な影響が出ます。
実務では、新規ディスクをLVMへ組み込む時、障害復旧時に構成を再作成する時、検証用ループデバイスでLVM手順を学ぶ時に使います。
書き方とオプション
組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。
$ pvcreate
使用例と実行結果
行を押すとコピーできます。
PV VG Fmt Attr ...
まず安全に試す
3分ミッション
手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。
0 / 2
つまずいたとき
既存署名が見つかって警告される
原因以前のファイルシステムやRAID署名が残っています。
こうする対象確認後にwipefsや適切な確認手順を挟みます。
使用中で初期化できない
原因マウント中、または他の構成で参照されています。
こうするfindmntやlsblkで使用状況を確認します。
終わったときの数(戻り値)
$ echo $?
- 0正常終了。物理ボリューム初期化に成功しました。
- >0対象不存在、権限不足、使用中デバイス、メタデータ競合などで処理できませんでした。
気をつけることと入れ方
誤ったデバイスへ実行すると、その領域の既存データを失う恐れがあります。
環境による違い
利用前提としてLVM2環境が必要です。デバイスマッパー、多重パス、パーティション構成によって運用手順が変わります。
確かめた環境2026-04-09 に確認
よくある質問
pvcreateの前に区画作成は必要ですか。
環境によります。ディスク全体へ作る場合もありますが、区画を切ってから使う運用も一般的です。
pvcreateだけで容量を使えますか。
いいえ。次にvgcreateでボリュームグループを作り、さらにlvcreateで論理ボリュームを切ります。
資格試験では
- LinuC レベル2大事実務的なストレージ構成
- LPIC-2大事実務的なストレージ構成
- 共通基礎大事Linuxコマンド基礎
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