No.141ネットワーク

mtr

エムティーアール・経路品質監視

知識レベル 実践安全に試せる一般ユーザーで使える

宛先までの経路を継続観察し、各ホップの損失率や遅延を表示します。

答えよく使う形

  1. レポート形式なら記録や共有に向きます
  2. レポートモードで結果をまとめて表示します
  3. 送信回数を指定します
visitor@goodly: ~

$ mtr -rw -c 5 -n example.com

HOST: ... Loss% Snt Last Avg Best Wrst StDev

$ mtr example.com

$ mtr -rw example.com

どんなコマンド?

こんなときに

遅延や損失の揺れを継続観察したい時、tracerouteだけでは見えない品質変動を捉えたい時に使います。

mtrは、pingとtracerouteの特徴を併せ持つ診断コマンドです。宛先までの経路をたどりながら、各ホップの遅延や損失率を継続的に観察できます。

瞬間的な結果しか見えないtracerouteより、経路品質の揺れを把握しやすい点が大きな利点です。

ただし、各中継機器の応答ポリシーに影響されるため、損失表示をそのまま障害と決めつけず、最終到達性や複数地点比較も行うべきです。

書き方とオプション

組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。

$ mtr

使用例と実行結果

行を押すとコピーできます。

HOST: ... Loss% Snt Last Avg Best Wrst StDev
レポート形式なら記録や共有に向きます。

まず安全に試す

3分ミッション

手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。

0 / 1

つまずいたとき

途中の損失率だけ見て障害と判断した

原因その機器が優先的に制限応答している可能性があります。

こうする最終ホップと終端サービスの到達性も併せて確認します。

終わったときの数(戻り値)

$ echo $?

  • 0正常終了。診断結果を出力しました。
  • >0名前解決失敗、権限不足、到達不能などです。

気をつけることと入れ方

気をつけること

危険度は低いですが、途中ホップの損失を過大評価すると誤診断につながります。

環境による違い

UDP、TCP、ICMPなど方式差にも注意が必要です。

確かめた環境2026-04-09 に確認

よくある質問

pingやtracerouteと何が違いますか。

継続観察しながら経路品質を見られる点が特徴です。

数字が揺れるのは正常ですか。

はい。ネットワーク負荷で変動するため、複数回観察して傾向を見ることが大切です。

mtr を最後まで読みました。

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