traceroute トレースルート

英語表記traceroute

日本語表記経路追跡

正式名称traceroute

危険度安全

What does it mean?

宛先までの中継点をたどり、どこで遅延や到達不能が起きているかを観察します。

Command Quest

traceroute を今日の道具にする

宛先までの中継点をたどり、どこで遅延や到達不能が起きているか...

$ traceroute [オプション] 宛先
関連用語4
次のコマンド0
FAQ2
参照1

概要

宛先までの中継点をたどり、どこで遅延や到達不能が起きているかを観察します。

基本構文

traceroute [オプション] 宛先

詳細解説

tracerouteは、宛先へ届くまでに通る中継点を順に調べるコマンドです。TTLを段階的に増やすことで、各ホップからの応答を得て経路を可視化します。

実務では、外部サービスへ遅い、途中で到達できない、特定区間だけ不安定、といった問題の切り分けに役立ちます。

ただし、中継機器が応答しない、ICMPやUDPが制限される、経路が非対称であるなど、出力の解釈には注意が必要です。

このコマンドを使う場面

経路の可視化、遅延区間の特定、到達不能区間の切り分けに使います。

まず安全に試す方法

1. traceroute -n example.com
2. traceroute -m 5 -n example.com

3分ミッション

少しでも手を動かすと定着しやすくなります。終わった項目にチェックを入れてください。

  1. -nの有無で表示がどう変わるか確認します。

資格試験との関連

  • LinuC レベル2
    範囲: 実務的なネットワーク診断
    根拠: editorial
    tracerouteはLinuCレベル2相当の実務的な理解を深めるのに役立ちます。
  • LPIC-2
    範囲: 実務的なネットワーク診断
    根拠: editorial
    tracerouteはLPIC-2相当の構築、運用、障害対応の理解に役立ちます。
  • 共通基礎
    範囲: Linuxコマンド基礎
    根拠: editorial
    試験横断で、tracerouteはLinux運用の基礎体力を支える重要コマンドです。

オプション

  • -n
    名前解決せず数値で表示します。
    traceroute -n example.com
  • -I
    ICMPエコー方式を使います。
    traceroute -I example.com
  • -m 最大ホップ
    最大ホップ数を指定します。
    traceroute -m 5 example.com

実行結果サンプル

  • traceroute -n example.com
    1 192.0.2.1 ...
    2 198.51.100.1 ...

戻り値コード

  • 0 正常終了。経路情報を取得しました。
  • >0 名前解決失敗、権限問題、到達不能などで処理できませんでした。

使用例

  • traceroute example.com
  • traceroute -n example.com
  • traceroute -I example.com

よくあるエラー

  • 途中の*を障害と決めつけた
    原因: その機器が応答を返さないだけかもしれません。
    対処: 前後ホップや最終到達性も含めて判断します。

導入・互換性情報

既定プロトコルや権限要件に実装差があります。環境によってはtraceroute6やmtrを使うこともあります。

注意点 / セキュリティリスク

危険度は低いですが、応答しないホップを即障害点と決めつけると誤診断になります。

FAQ

  • Q. pingとの違いは何ですか。
    A. pingは到達性確認、tracerouteは途中経路の可視化に向きます。
  • Q. 全部のホップが表示されないのはなぜですか。
    A. 応答制限やフィルタリングで返答が省かれることがあります。

関連用語

  • default gateway
  • route
  • routing table
  • latency

参照リンク

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