No.133ネットワーク

traceroute

トレースルート・経路追跡

知識レベル 実践安全に試せる一般ユーザーで使える

宛先までの中継点をたどり、どこで遅延や到達不能が起きているかを観察します。

答えよく使う形

  1. 名前解決を切ると経路だけに集中できます
  2. ICMPエコー方式を使います
  3. 最大ホップ数を指定します
visitor@goodly: ~

$ traceroute -n example.com

1 192.0.2.1 ...
2 198.51.100.1 ...

$ traceroute example.com

$ traceroute -I example.com

どんなコマンド?

こんなときに

経路の可視化、遅延区間の特定、到達不能区間の切り分けに使います。

tracerouteは、宛先へ届くまでに通る中継点を順に調べるコマンドです。TTLを段階的に増やすことで、各ホップからの応答を得て経路を可視化します。

実務では、外部サービスへ遅い、途中で到達できない、特定区間だけ不安定、といった問題の切り分けに役立ちます。

ただし、中継機器が応答しない、ICMPやUDPが制限される、経路が非対称であるなど、出力の解釈には注意が必要です。

書き方とオプション

組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。

$ traceroute

使用例と実行結果

行を押すとコピーできます。

1 192.0.2.1 ...
2 198.51.100.1 ...
名前解決を切ると経路だけに集中できます。

まず安全に試す

3分ミッション

手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。

0 / 1

つまずいたとき

途中の*を障害と決めつけた

原因その機器が応答を返さないだけかもしれません。

こうする前後ホップや最終到達性も含めて判断します。

終わったときの数(戻り値)

$ echo $?

  • 0正常終了。経路情報を取得しました。
  • >0名前解決失敗、権限問題、到達不能などで処理できませんでした。

気をつけることと入れ方

気をつけること

危険度は低いですが、応答しないホップを即障害点と決めつけると誤診断になります。

環境による違い

既定プロトコルや権限要件に実装差があります。環境によってはtraceroute6やmtrを使うこともあります。

確かめた環境2026-04-09 に確認

よくある質問

pingとの違いは何ですか。

pingは到達性確認、tracerouteは途中経路の可視化に向きます。

全部のホップが表示されないのはなぜですか。

応答制限やフィルタリングで返答が省かれることがあります。

資格試験では

  • LinuC レベル2大事実務的なネットワーク診断
  • LPIC-2大事実務的なネットワーク診断
  • 共通基礎大事Linuxコマンド基礎

traceroute を最後まで読みました。

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