No.123ストレージ
mdadm
エムディーアドミン・ソフトウェアRAID管理
Linuxのmdデバイスを作成、組み立て、詳細表示、故障処理します。RAID1やRAID5などの実運用で重要です。
答えよく使う形
危ない危険度は破壊的です。
$ mdadm --detail /dev/md0
Raid Level : raid1 State : clean ...
$ mdadm --create /dev/md0 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sdb1 /dev/sdc1
$ mdadm --assemble /dev/md0 /dev/sdb1 /dev/sdc1
練習用の部屋です。何を打っても本物は変わりません。本物の Linux で続ける →
どんなコマンド?
ソフトウェアRAIDを新規作成する時、障害時に組み立て直す時、故障ディスクを切り離し再追加する時に使います。
mdadmは、LinuxのソフトウェアRAIDを扱うコマンドです。複数ディスクをまとめて冗長性や性能を得るために用いられ、作成、組み立て、詳細表示、故障扱い、再追加など幅広い操作を担当します。
実務では、ディスク障害に備えたRAID1、容量効率と冗長性のバランスを取るRAID5、復旧時の再同期管理などで重要になります。
ただし、RAIDレベルごとの特性と故障時の挙動を理解しないまま操作すると、復旧どころか状態を悪化させることがあります。
書き方とオプション
組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。
$ mdadm
使用例と実行結果
行を押すとコピーできます。
Raid Level : raid1 State : clean ...
まず安全に試す
検証用ループデバイスを二つ用意する
mdadm --detailで状態を見る
故障扱いと再追加の流れを確認する
3分ミッション
手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。
0 / 2
つまずいたとき
どのディスクが故障側か判断できない
原因デバイス名と物理位置の対応付けができていません。
こうするserial番号、スロット情報、lsblk出力を併せて確認します。
復旧のつもりで--createしてしまう
原因既存RAIDと新規作成を混同しています。
こうする既存構成なら通常は--assembleから確認します。
終わったときの数(戻り値)
$ echo $?
- 0正常終了。RAID操作に成功しました。
- >0デバイス不足、権限不足、メタデータ不整合などで処理できませんでした。
気をつけることと入れ方
危険度は破壊的です。--createは入力デバイスの既存内容を上書きし、故障扱いや削除も実運用へ大きく影響します。
環境による違い
initramfs、監視設定、メタデータ形式、ブート環境との関係で手順差があります。
確かめた環境2026-04-09 に確認
よくある質問
ハードウェアRAIDと何が違いますか。
mdadmはOS側で管理するソフトウェアRAIDです。専用コントローラーに依存しにくい利点があります。
故障ディスク交換時に何を確認すべきですか。
レベル、冗長性の残り、再同期状況、正しい交換対象を確認すべきです。
資格試験では
- LinuC レベル2大事実務的なストレージ構成
- LPIC-2大事実務的なストレージ構成
- 共通基礎大事Linuxコマンド基礎
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