No.143ネットワーク
tcpdump
ティーシーピーダンプ・パケット取得
ネットワークインターフェースを流れるパケットを取得、表示、保存します。BPFフィルタを使って対象を絞り込めます。
答えよく使う形
注意危険度は高いです。
$ sudo tcpdump -i any -nn port 53 -c 5
IP 192.0.2.10.12345 > 8.8.8.8.53: ...
$ tcpdump -i eth0 -nn port 53
$ tcpdump -i any -c 20
練習用の部屋です。何を打っても本物は変わりません。本物の Linux で続ける →
どんなコマンド?
通信の有無確認、DNSやHTTPの観測、応答欠落の切り分け、証跡保存に使います。
tcpdumpは、ネットワークパケットを取得、表示、保存するコマンドです。通信が出ているか、どの宛先へ行っているか、応答が返っているかといった事実を直接観測できるため、障害調査では非常に強力です。
使いこなしの鍵は、バークレーパケットフィルター(Berkeley Packet Filter)による絞り込みです。対象ホスト、ポート、プロトコルを絞ることで、必要な通信だけを見やすくできます。
一方で、取得データには機密情報が含まれることがあり、保存先や共有方法には十分な注意が必要です。
書き方とオプション
組み立ててみるオプションを押すと、下の1行に足されます。もう一度押すと外れます。
$ tcpdump
使用例と実行結果
行を押すとコピーできます。
IP 192.0.2.10.12345 > 8.8.8.8.53: ...
まず安全に試す
3分ミッション
手を動かすと覚えやすくなります。できたものに印を付けてください(この端末に残ります)。
0 / 2
つまずいたとき
出力が多すぎて読めない
原因絞り込みが不足しています。
こうするhost、port、protoなどでBPFフィルタを追加します。
取得データをそのまま共有してしまう
原因機密情報への配慮が不足しています。
こうする必要最小限だけ取得し、共有前に内容と保護方法を確認します。
終わったときの数(戻り値)
$ echo $?
- 0正常終了。取得や読込に成功しました。
- >0権限不足、インターフェース不存在、フィルタ不正などです。
気をつけることと入れ方
危険度は高いです。取得内容には機密情報が含まれることがあり、無制限取得は容量圧迫も招きます。
環境による違い
権限要件やインターフェース名は環境差があります。保存形式はpcap系が一般的です。
確かめた環境2026-04-09 に確認
よくある質問
Wiresharkがないと読めませんか。
簡易確認ならtcpdumpの文字出力だけでも十分役立ちます。
まず何を絞るべきですか。
対象インターフェース、ホスト、ポート、件数を先に絞ると読みやすくなります。
資格試験では
- LinuC レベル2大事実務的なネットワーク診断
- LPIC-2大事実務的なネットワーク診断
- 共通基礎大事Linuxコマンド基礎
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